稲毛駅伝部の川島です。
10月も目前の稲毛海浜公園でハーフリレーに参加しました。ランナー16名・サポート(マネージャー・カメラ)3名。
今年4回目の大会は「ハーフ駅伝」1周3km×7周の襷リレーです。全体的に走力が上がってきたので1チーム3人編成で挑んできました。号砲を待つ5本の襷たちに待ち受けるドラマはいかに。
シャッターチャンスを虎視眈々と狙ってくれたのはマネージャー復帰してくれたがこさん。待ってたよー♪
夏の練習を乗り越えて、走力が一回り大きくなった人も、夏の飲み会を乗り越えて、お腹が一回り大きくなった人も、レース後の打上げが楽しみな人も。みんな出し切ってきました。
さらに今大会は、マネージャーの愛子さんの送別会も兼ねていました。引越しして千葉を離れる愛子さんと一緒に参加する大会もこれが最後。全力を出し切ってサイコーの想い出を残して送り出そうと思った矢先に、、、愛子さんからサプライズでTシャツのプレゼントが!
この大会に併せて皆にナイショで作ってくれました。このシルエットを写真からコピーして、黒塗りして、カッターでくり抜いて作ってくれたみたい。皆に喜んでもらえるか不安で、前日は夜3時まで寝れなかったとか。それだけ想いが詰まったTシャツ。もー出走前に全員テンションMAXです。
ブルーのTシャツは川島の失敗作をリスペクト(その気持ちも嬉)してくれたもの。私の判断ミスで皆さんには申し訳ない気持ちで一杯でしたが、愛子さんのTシャツが吹き飛ばしてくれました。
号砲間近の赤軍団。10時スタートの頃は気温が30度近くまで上昇して消耗戦の気配も。
ただこの赤Tシャツ。ドライメッシュで着やすいだけでなく、遠くから見てもすごく目立つので、襷を待つランナーも分かりやすいと好評でした。
周回の順番は各チームキャプテンに一任しているので、1周ごとに休憩するチームもあれば、休憩をはさまず纏めて走るチームもあります。
そして駅伝には魔物がいる。襷を待つ仲間を思いながら走ると、普段通り走っているつもりでもついオーバーペースにさせてしまう魔物です。
一人の練習だったら投げてしまうけど、チームで走るから眠っている力を引っぱり出してくれる。体力の限界に挑んでやっと襷が繋がる。受取った次のランナーは襷の重さを感じながらまた走り出せるのかもしれません。
だから襷を繋ぎ切った達成感がたまらない。
レースが終わる頃には襷はズッシリと重くなる。まうで子供の頃に戻ったように夢中で走り、力を出し切った仲間を温かく迎える。
暑かったけどみんな気持ちをこめて走った。愛子さんのTシャツがそんな気持ちにさせてくれた。駅伝部にまた一つ伝説が生まれました。
レース後は、駅伝部給酒ポイント・リカーショップウダさんへ移動して、愛子さんの送別会へ。
愛子さん、名前の通り愛されてるなーって思いました。最後に楽しくお別れするために、稲毛海岸にたくさんの仲間が集まった。裏方の人達がこの日のために準備を重ね、参加者が惜しみなく力を貸してくれた。走り終えたランナーだけでなく、予定の合間を縫って参加してくれた人達にもサイコーのご馳走とお酒が待っていました。
稲毛駅伝部のコンセプトは「楽しく走り、頑張る仲間を応援する」こと。
もしこれから先、苦しかったり気持ちが折れそうになっても、この赤いTシャツがあれば愛子さんがいつもそっと背中を押してくれる気がする。心地よい疲れを感じながらそんな事を考えていた秋の一日でした。
今までありがとう愛子さん。
これからも赤い魂を胸に走り続けたいと思います。
この稲毛駅伝部で。